【三菱】シーケンサPLCで使う1ビット、1バイト、1ワードとは何?

2022年6月29日

シーケンサを扱う場合に1ビット、1バイト、1ワードと言う言葉がよく出てきてシーケンサについて勉強を始めたばかりの頃は何のことか理解するのに大変だったのを覚えています。

この3つは主にシーケンサのプログラムのデータやデバイスのON、OFF状態を表した場合に使用され、しっかり意味を理解しなければトラブル対処やプログラム作成などを行うことが難しいかと思います。

今回はシーケンサで使う1ビット、1バイト、1ワードとはどんなものかわかりやすく紹介していきたいと思います。

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1ビットとは

【1ビット】

コンピュータが処理する最小単位のことでシーケンサではデバイスのON、OFF状態を表したもの

※デバイス・・・シーケンサのプログラム用のイメージ素子のことで接点やコイルなどのこと

シーケンサCPUではすべての情報を2進数の『1』⇒ON『0』⇒OFF状態により記憶し処理しています。

このONとOFF状態を表した1桁のことを『1ビット』と言います。

例えば入力X0の押しボタンを押した(ON)状態でモニターをするとX0の部分が『1』となっているのでわかりやすいかと思います。

特にI/O(入出力)チェックや配線等に断線などないかどうか確認する場合によくこのビット状態をモニターして確認することが多いですよ。

関連記事:『PLCの入力ユニットと出力ユニットへの接続方法や種類についてわかりやすく説明!』

1バイトとは

【1バイト】

複数のビット単位のことでシーケンサで扱う場合は一般的に1バイト⇒8ビットで表す。

シーケンサでは情報を『0』『1』の2進数で処理されており下記のように8桁の2進数が1バイトとなります。

2進数や10進数などについては下記の記事に詳しく載せているので参考にしてみてくださいね。

関連記事:『PLCで使用されている2進数と10進数って何?使用例の説明』

1ワードとは

【1ワード】

データ量の単位のことでシーケンサでは1ワード⇒16ビット(2バイト)で表す

下記のように16桁の2進数が1バイトとなります。

シーケンサではデータを扱う場合にワードを使用します。

例えばタイマーTの現在値、カウンタCの現在値などをデータレジスタDに格納して使用したりします。

1ワード(16ビット)で扱える範囲

正の数の場合⇒0~65535

負の数の場合⇒ー32768~0~+32767

このように扱えるデータの範囲が決まっています。

もし1ワードを超える場合には2ワード(32ビット)単位で扱うこともできるのでよく確認して使用するようにしましょう。

データを扱う場合はよく確認してから行わないと範囲を超えると全く違ったデータとなり不具合が起こりやすくなってしまいます。
特に普段正常で一瞬だけデータ範囲を超える場合は分かりづらいので注意しなければいけません。

関連記事:『【三菱】PLCのデータレジスタ(D)とは何?いろいろな使い方をラダー図を使って紹介!』

まとめ

✔1ビット

・コンピュータが処理する最小単位のことでシーケンサではデバイスのON、OFF状態を表したもの

✔1バイト

複数のビット単位のことでシーケンサで扱う場合は一般的に1バイト⇒8ビットで表す

✔1ワード

データ量の単位のことでシーケンサでは1ワード⇒16ビット(2バイト)で表す

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