インターホンが誰もいないのに勝手に鳴る?誤作動?原因と対処方法!

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インターホンが誰もいないのに急に鳴るといたずら?嫌がらせ?などなんだか気持ち悪いですよね。特に私の場合は夜中に鳴り、最初はものすごく怖かったのを覚えています。

そこから何回か鳴り、人がインターホンを押しているようではなかったので何かしらの原因により誤作動しているのが分かりました。

今回は誤作動が起こった原因はなんだったのか。また、実際どのように対処して誤作動しなくなったのかについて解説していきたいと思います。

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インターホンが誤作動を起こす主な原因とは?

【インターホンが誤作動を起こす主な原因】

・結露

寒暖差が激しい、特に冬ではインターホン内部が結露してしまいその水滴による誤作動

・雨や虫、ホコリの侵入

インターホン内部に雨や虫、ホコリが侵入することによる誤作動

・周りの振動

インターホン子機のボタンが半分押されて元の位置まで戻っていない状態でトラックなどが近くを通り、その振動による誤作動

・配線の不具合

端子の接続箇所で電線の芯線同士の接触や配線の劣化などが原因で短絡(接触)となり誤作動

他にもインターホンには電波などで誤作動を起こす場合もあるそうですが、まずは上記4つが考えられるので確認してみてくださいね。

関連記事:『タコ足配線はなぜ危険なの?詳しく解説!』

誤作動原因と特定までの経緯について

インターホンが誤作動となった原因はいろいろ調べていった結果、『配線の不具合』によるものと特定しました。

経緯としてはまず誤作動となったのでボタンの状態やインターホン内部を目視で確認しましたが、特に何もなく問題ありませんでした。

次にインターホンが設置日より10~15年経過していたので経年劣化を疑い、インターホンの交換、そこで誤作動は直ったと思ったのですが、再度夜に誰もいないのに鳴ってしまいました。

その後いろいろと確認しましたが、特に異常な箇所はなく、交換前と同じ症状だったので最後は配線しかなくどこかで劣化等で誤作動が発生している可能性が高いという事がわかりました。

配線の不具合の場合、特に地中や屋内配線での不具合は発見が難しく、最後に疑うことが多いです。

関連記事:『コンセントのトラッキング現象とは何?火災の原因にもなる!?わかりやすく紹介!』

対処方法は?

対処方法は子機から親機までの配線(信号線)の交換が必要ですが、私の場合は予備線が余っていたので『予備線を使用』しました。

できることなら配線を新品に交換する方が一番いいですが、交換するにしても結構大変なので予備線が余っているならその線を使用してみるのもいいかと思います。

多くの場合インターホンの配線はワイヤレスインターホン以外信号線(チャイムコード)、電源ケーブルの2種類が配線されています。

インターホンの配線で誤作動が起こる場合は子機から室内の親機までの信号線(チャイムコード)により不具合が発生している可能性が高いのでその配線で予備線が余っているようなら使用することで直ることがあります。

私の場合は下記のように信号線の予備線が余っていたので使用することで誤作動はなくなりました。

注意点として電源ケーブルの方は100V電圧となっているので交換の際には必ず『電気工事士』の資格が必要となるので覚えておきましょう。


また、信号線(チャイムコード)を扱う場合は無資格でできるようですがやはり知識がないと、どの部分が信号線かなど判断がつかなかったり、信号線を電源ケーブルに接触させる(ショート)などの危険もあるので資格を取得し、しっかり知識を身につけてから作業するようにしてください。

資格を持っていない、また持っていても不安な方は必ず業者に依頼するようにしましょう。

賃貸物件の場合はインターホンも賃貸物件の設備なので交換予備線を使用する際には必ず大家さんや管理会社の許可を取って作業するようにしてくださいね。

関連記事:『簡単に取得できる!?第2種電気工事士取得をおすすめする理由』

まとめ

どうでしょうか。インターホンが誤作動をした場合には前述で紹介した内容を確認してみてくださいね。

まずはボタンの状態や内部をよく確認、次にインターホン本体が10~15年経過しているようであれば交換時期になっているので交換、それでも同じような症状であれば配線を疑い、予備線が余っているようなら使用してみる。または配線を交換するようにしてください。

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