第1種電気工事士の技能試験とは!?勉強方法の紹介!
この技能試験が受かれば念願の取得となりますので、あと少しです。がんばっていきましょう♪
これで高圧の電気工事もできるわけですから。
今回は第1種電気工事士技能試験の勉強方法についてお伝えします。
技能試験について
技能試験は筆記試験合格後すぐの12月上旬が試験日となります。
技能試験の問題ですが予め10問公開されていてその中から1問出題されます。なのでその10問をしっかり練習してください。
試験時間は60分となります。第2種電気工事士は40分なので多少時間は長くなっていますがその分作業内容も多くなっているのでしっかり時間配分を気にして行ってください。
工具は第2種電気工事士の時と同じなの?
工具の方は基本第2種電気工事士の時にそろえている工具で大丈夫です。
ですが作業量が多くなる為少しでも時間短縮した方がいいので第2種の時に揃えている工具+2点おすすめします。
①ケーブルストリッパー:電工ナイフを使用せずに剥きたい箇所を挟みこみクルクル回す事ですぐ剥けるので時間短縮となるのでおすすめです。
②ワイヤーストリッパー(より線専用):より線専用ストリッパーなので力もいらず簡単に剥く事ができます。太さに合わせて剥きたい長さの所を挟みあとは握るだけで簡単にできちゃいます♪
勉強のすすめ方
第2種に比べて作業内容は難しくなっています。勉強の方法として下記3つをおすすめします。
①独学でも練習すれば十分合格できると思います。
それでも不安である場合などは職業訓練センターなどで実技講習行っていますのでそこに行くとより確実に合格すると思います。
講習に行くと練習材料等用意されていますし、技術的な事も講師などにすぐに聞けて効率よく練習できると思いますよ。
②通信講座などを利用する。
通信講座を利用すれば材料セットやDVDでの配線方法など詳しく教えてもらえるのでより合格しやすいと思いますよ。
⇒第1種電気工事士取得するには『第1種電気工事士取得おすすめ参考書と通信講座』で私がいいと思ったものをこちらに紹介しているのでぜひご覧ください。
③独学でも十分合格できます。
材料セットが安く売られているので購入して何回も練習してください。インターネットで実際のやり方など載っているので参考にするといいです。
ただ…嘘の情報も多かったりするので注意してくださいね。
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欠陥に注意
せっかく時間内で完成したのに欠陥により不合格…は避けたいですよね。欠陥とならないように欠陥事例何個か載せるので参考にしてくださいね。
平成29年度より欠陥は1つでもあれば不合格となります。
①電線被覆を剥ぐ時に心線が見えるほどの傷
②ネジの締め忘れ・緩み
③極性の誤り
④ネジ止めした時に心線が5mm以上の露出
⑤ネジ止めした時に被覆もかんでいる
⑥リングスリーブの圧着マークの違い
⑦絶縁被覆を2㎝以上剥いている
⑧コンセント破損
⑨スイッチ破損
⑩リングスリーブ圧着時先端が10mm以上残っている
⑪スイッチの取り付け位置が上下逆
まとめ
できるかぎり練習してくださいね。試験当日は緊張して練習通り上手くいかないと思います。僕は最初しっかり複線図を書いて作業の方に入るのですが実際複線図書いている間に周りはもう電線剥いだりしちゃってるんです(汗)
でも焦ってはダメですよ。時間内にしっかり終わらせればいいんですから、焦らず複線図はしっかり最初書いてくださいね。練習の時から絶対書く癖をつけましょう。その方が間違えにくです。
焦らず練習通りやれば絶対合格しますから♪
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ディスカッション
コメント一覧
技能試験の平成29年度(2017年度)から欠陥の基準が変わり、ひとつでもあると不合格に変更になりました。
ご確認いただければと思います。
ご指摘ありがとうございます。
訂正させていただきました。