蛍光灯(ランプ)を交換してもすぐに点灯しなくなる!?その原因は器具と合っていないかも?種類の説明

2022年6月30日

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蛍光灯(ランプ)を交換してもその時には点灯するが、何日か経つとすぐに点灯しなくなることはありませんか?

私も最初の頃は何度かそのような事がありました。

その原因はいろいろあると思いますが、特に器具と合っていない場合が多かったので今回は器具の種類などいろいろ説明していきたいと思います。

蛍光灯とは?

蛍光灯・・・アーク放電による放電発光を利用する放電灯の1種の事。

【蛍光灯種類】

・棒状の『直管蛍光灯』

・ドーナツ状の『丸管蛍光灯』

『電球型蛍光灯』

【蛍光灯の色種類】

・昼光色(クール色)

・昼白色(ナチュラル色)

・白色

・温白色

・電球色

※上に行くほど青っぽくなり下にいくほど赤っぽくなります。

実際に流通しているのは『昼光色』『昼白色』『電球色』の3タイプなのでこの中から選べば問題ないですよ。
あと選ぶ際に注意しないといけなのが接続部分の口金の大きさが違っている場合があるので注意してくださいね。

交換してもすぐに点灯しなくなる原因

・器具本体の『ワット数』が蛍光灯(ランプ)と違う。

・器具本体の『点灯方式』が蛍光灯(ランプ)と違う。

・器具本体と同じ『調光器』ではないタイプの蛍光灯(ランプ)を取り付けている。

すぐに点灯しなくなる原因として以下3点が考えられるので順番に説明していきますね。

器具本体の『ワット数』が蛍光灯(ランプ)と違う

【ワット】

実際に消費される電気エネルギーの事。

このワット数は下記のように器具に記載されています。

【注意ポイント】

60Wまでと記載してあるのに60Wを超えるランプを使用してしまうとすぐに点灯しなくなったり、または破損や溶けたりする場合もあるので注意してください。

※60W以下の場合は使用する事ができます。

ワット数は大きければ大きいほど電気を消費する量も増え、より強い光を出す事ができますが、器具には使用できる許容ワット数が決められているのでまずは記載されているワット数をよく確認してくださいね。

器具本体の『点灯方式』が蛍光灯(ランプ)と違う

蛍光灯は点灯時に高圧電流を流して放電を始めさせる必要があります。

この点灯させる仕組みに種類があるわけですね。

以下が点灯方式種類の説明です。

点灯管(グロー)と安定器(電流、電圧を制御するもの)といわれるコイルで構成されていて器具の値段は安いがグローランプが必要になる事と点灯までに数秒かかってしまう。

またチラつきも解消できないというデメリットがある。

専用ランプ型式:FL(直管)、FCL(丸形)

約1秒という短い時間で点灯する事ができるが、専用の蛍光灯が必要となる。

現在では省エネなインバーター式が主流となっている。

専用ランプ型式:FLR

器具の値段は高いが即時点灯で明るく、省エネ化できたりと高機能となっている。

またインバーター式でも蛍光灯は点滅しているが、1秒間に約10万回にもなるため、チラつきとして認識される事はありません。

専用ランプ型式:FHF

この上記の点灯方式によって専用のランプが決まっています。
私はこのラピッドスタート式にインバーター専用ランプFHFを取り付けたのですが交換時は点灯するので最初は分かりませんでしたね。
やけにチラつくなとは思っていたのですが…それからほっとくと何日かしたら点灯しなくなっていました。
ですのでこのような間違いがないように『点灯方式』にはよく気をつけてくださいね。

器具本体と同じ『調光器』ではないタイプの蛍光灯(ランプ)を取り付けている。

【調光器】

光の明るさを段階的に調節できる機能の事

この調光器用の器具に普通のランプを取り付けてしまうと寿命が極端に短くなってしまいます。

ですので必ず調光器専用のランプを取り付けるようにしてくださいね。

調光式タイプは下記のように記載してあります。

最初この調光式タイプと分からずに調光式タイプではないランプを取り付けていました。
すぐに点灯しなくなる場合なら分かりやすいですが、これが2ヶ月ぐらいもつのですぐに分かりませんでした。
ですのでまずは器具に記載してある表示をよく確認してから下記のような調光器対応と記載してあるランプを選ぶようにしてくださいね。

まとめ

蛍光灯(ランプ)を交換してもすぐにダメになる場合はもしかしたら器具とランプが合っていないだけかもしれません。

ランプが切れる箇所をもう1度よく確認してみてくださいね。

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