設備保全でよく使用されるハンマーの種類と使い分け!

2022年6月29日

設備保全で使用されるハンマーは様々な種類がありますが、叩く材料やその状況により使い分けて使用しなければいけません。

すべての作業で同じハンマーを使っていては変形したり作業効率が悪くなるといったことが起こってしまいます。

今回は設備保全でよく使用されるハンマーの種類と使い分けについて説明していきたいと思います。

⇒機械保全について私が参考にしたものを『【実践向け】機械の保守・保全作業が学べるおすすめの本』で紹介しているのでぜひこちらもご覧ください。

片手ハンマー

【片手ハンマー】

頭部の片側が平らで反対側が球状になった鉄製の金属加工用ハンマーのこと

片手ハンマーの平ら部分ではピンの打ち込みや機械の組み立て、調整などする場合に使用され、球状部分では鉄板の曲げ加工に使用されます。

機械の修理や改造などする場合には大体がこの片手ハンマーの平ら部分を使い、修理や位置調整などを行っています。

注意点としては平ら部分は完全に平らではなく少し曲線になっているためヘッドの中心に対象物を当てるようにしないと滑ってしまう事があるので注意するようにしましょう。

この片手ハンマーの 球状部分は私の場合ですが設備保全であまりそこまで使用する事はありませんね。
人によってはよく使用する人もいるかもしれませんが・・・

関連記事:『分解や整備に合いマークが必要?使用例について』

コンビネーションハンマー

【コンビネーションハンマー】

ハンマーのヘッド部分が異なる2つの材質を装備したハンマーのこと

コンビネーションハンマーはヘッド部分に樹脂や鉄などそれぞれ違う素材が使われていて現場で作業する場合にはこのコンビネーションハンマー1つあれば様々な状況に対応できるため現場の工具箱には必ずといっていいほど入っているかと思います。

私の職場でよく使われる組み合わせは樹脂と鉄が一番よく使われています。

使い分けとしては鉄部分で叩く場合には片手ハンマーのように使い、もう片方の樹脂を使う時はやわらかいものやシャフトなど変形するとベアリングなどが入らなくなってしまう場合に使用します。

私が現場で使用する場合にはほとんどこのコンビネーションハンマーを使用しています。
特にシャフトなどはそのまま鉄で叩くと変形して膨らんでしまうので樹脂部分を使って叩くようにしましょう。

関連記事:『機械の潤滑剤クレ556とグリスの使い分け!』

石頭(せっとう)ハンマー

【石頭(せっとう)ハンマー】

通常のハンマーより大きく、石割り、はつり作業等で使われるハンマーのこと

石頭ハンマーは重さが1~2kg程度となっているので通常のハンマーより叩いた時のパワーがあるので設備保全ではかなり使われることが多いです。

例えば溶接部分を切り外したいが片方しか切れ込みが入らずタガネを使い無理やり取り外す場合やスプロケットが焼きついていてなかなか取り外せない場合などではより強力な石頭ハンマーを使ったりします。

軽く振り下ろすだけでも片手ハンマーと違い重さがある分パワーがあるので外しにく箇所などでは石頭ハンマーを使うなどしっかり使い分けることが大切です。

他にもさらに大きい『両口ハンマー』がありますが、これはよっぽどパワーがいる場合に使用しますが、そこまで設備保全で使われることはないかと思います。

関連記事:『ボルトやナットの緩み防止でよく使用されるダブルナット、Uナット、ネジロックについて』

まとめ

✔片手ハンマー

頭部の片側が平らで反対側が球状になった鉄製の金属加工用ハンマーのこと

✔コンビネーションハンマー

ハンマーのヘッド部分が異なる2つの材質を装備したハンマーのこと

✔石頭(せっとう)ハンマー

通常のハンマーより大きく、石割り、はつり作業等で使われるハンマーのこと

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Posted by ネバヤン