保全作業でよく使用するノギスとは?使い方と読み方

2021年11月23日

段差、穴の深さ、外形、内径などを測定する場合に使用され、保全作業には欠かすことのできない測定工具です。

しかし、正しい使い方をしていなかったり間違った値を読み取った場合には測定しても正確な寸法ではないので現場で材料の長さが合わない、穴の深さが足りないなどの原因となってしまいます。

このような不具合が発生しない為にも今回はノギスとはどんなものなのか?また使い方や読み方について解説していきたいと思います。

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ノギスとは?

各部の名称は下記のようになります。

クチバシ・・・穴の内径などの測定時に使用

ジョウ・・・厚みなど外径の測定時に使用

デプスバー・・・穴の深さなどの測定時に使用

本尺目盛・・・1mm単位の目盛

副尺目盛・・・0.05mm単位の目盛 ※種類により最小読取値は変わる

ノギスの取り扱い時に注意しないといけない事が使用する前に副尺目盛が刻んである側を移動させ主尺と副尺の0点が一致していることをよく確認してください。
0点が一致していないと正確に測定することができないので注意するようにしましょう。

ノギスの使い方と注意点

ノギスは内径、外形、段差、穴の深さの4つを測定することができそれぞれ下記のようにして測定します。

【測定時の注意点】

①ノギスを使って測定する場合には測定物に対して垂直になるようにして測定する

②ジョウの先端は厚みを薄くしてあり細かい溝の径などを測定する場合に使用するのでそれ以外は摩耗のことを考えてなるべく根本で測定するようにする

③現場での測定時に狭い場所で目盛の値が正面などでしっかり見えない場合は正確な値が読み取れません。

そのような時にはストッパーのネジを締めて固定した後にゆっくり測定物から外して正面の見やすい位置で確認する

④デプスバーで穴の深さを測定する場合に角は真っすぐではないためデプスバーのR側を角に持っていき測定するようにする。

測定時によく斜めから確認して誤差が発生する場合があるので必ず目盛を読み取る時には正面から目盛を読み取るようにしましょう。

ノギスの目盛の読み方

上記の場合副尺目盛0が本尺目盛50の位置にあるので『50mm』となります。

上記の場合は副尺目盛0が本尺目盛18の位置を超えた位置にあり、副尺目盛が5、6の間の位置で本尺目盛と合っているので『18.55mm』となります。

本尺目盛18mm+副尺目盛5.5mm⇒『18.55mm』

順番としてはまず副尺目盛の0が本尺目盛のどの位置にあるかの確認を行い、合っていないようであれば次に副尺目盛がどの位置にあるかの確認をします。
目盛の単位に注意して合計した値が測定値となります。

まとめ

✔ノギスとは

厚み、外径、内径、段差、深さなどを測定する道具のこと

✔各部の名称

・クチバシ・・・穴の内径などの測定時に使用

・ジョウ・・・厚みなど外径の測定時に使用

・デプスバー・・・穴の深さなどの測定時に使用

・本尺目盛・・・1mm単位の目盛

・副尺目盛・・・0.05mm単位の目盛 ※種類により最小読取値は変わる

✔ノギスの読み方

副尺目盛の0が本尺目盛のどの位置にあるかの確認⇒副尺目盛がどの位置にあるかの確認⇒合計値が測定値となる

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Posted by ネバヤン