キュービクル(受電設備)の保守点検を本格的に学ぶなら35歳までに電験3種を取得した方がいいのはなぜ?

電験3種を取得して、実際にキュービクルの保守点検の仕事に転職できるのか?

と考えている方は多いのではないのかと思います。

私も38歳で電験3種を取得できたのでいろいろその後の活動や話を聞いていく中で実際どうなのか?ってことをお話ししていきたいと思います。

結果から先に言いますが、キュービクルの保守点検の仕事を本格的学びたいのであれば、35歳までの取得をおすすめします。

この理由についてこれから説明していきますね。

なぜ35歳までなの?

これはすべてに該当するわけではありませんが、私が実際にキュービクルの保守点検の仕事をされているところにお話を聞きにいったり、知り合いに頼んでみたりして聞いたことですが、みなさん言われるのが、『もう少し若かったらな~』です。

絶対ではありませんが、未経験だと35歳までなら面接を行い、採用となる可能性は高いそうです。

現状としては人手不足となっていて採用に積極的ですが、未経験、35歳以上では厳しいのが現状です。

ただ個人でしているような小さなところであれば40歳以下なら募集しているところはありますが、未経験だと、給与がかなり低い状態から始めなければいけません。

40代近くともなれば、家庭持ちが多いので現実的ではないですよね。

独身なら大丈夫かもしれませんが、未経験、給与が低い、一番下っ端の状態、などに耐えられるかどうかです。

それでも大丈夫と言う方もいますが、40歳以下の募集が少ないことと、やはり30代後半だと採用される確率もそれだけ下がってしまいます。

ですので、未経験だとできるかぎる若い方がいいので『35歳までの取得』をおすすめします。

関連記事:『電験3種取得後はどんな仕事があるの?取得するなら今すぐに始めた方がいい理由』

40歳以上はダメなの?

じゃー40歳以上はあきらめた方がいいの?ってことになりますが、40歳以上でもキュービクル保守点検の仕事に就けるのであきらめないことです。

最初から本格的に学ぶことは難しいかもしれませんが、『電気主任技術者』と言う道があります。

【電気主任技術者】

事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせる為の資格。

【取り扱い範囲】

・第1種電気主任技術者:すべての電気工作物を扱う事ができる。

・第2種電気主任技術者:電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物を扱う事ができる

・第3種電気主任技術者:電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物を扱う事ができる(出力5000kW以上の発電所を除く)

事業者は主務省令に定めているところにより、主任技術者を選任しなければならないと法令で定められています。

これは『電験3種』を取得すると、経験がなくても主任技術者になることができます。

店舗や施設、工場などではこの電気主任技術者を1人選任しなければならないので、募集をしている企業もありますし、今現在そのような場所で勤めている方は上司に相談してみるといいですよ。

いきなり大丈夫かと思うかもしれませんが、しっかり法令を守り、分からなければ、保安協会などに相談してみるのもいいと思います。

内容としては日頃の定期点検と年次点検を実施して不具合がないか保守点検が主な仕事となります。

ですが、年次点検はいきなり未経験でできませんよね。

年次点検は外部委託とし、その時に立ち会いするのがほとんどだと思います。

この経験をすることで経験値と認められるので本格的にキュービクルの保守点検を学びたい方は転職しやすくなります。

【募集している経験年数】

・第1種電気主任技術者・・・3年

・第2種電気主任技術者・・・4年

・第3種電気主任技術者・・・5年

関連記事:『電気主任技術者すぐなれる!?電気管理技術者との違いとは?』

経験があれば60代でも採用になる

募集を見ると分かると思いますが、経験があれば60代でも募集はあります。

前述でもお話しをしましたが、人手不足なので、経験さえあれば、いつでも採用となるのです。

この経験を得るためにはやはり35歳以下の方が経験は得られやすいです。

何も技術がないといざリストラされた時に、転職するのは難しいですよね。

その対策としても有効となります。

また、今現在60歳以降も働かなければならない時代です。

60歳以降で何も技術がなければ採用が難しく、また採用されても給与はかなり低いです。

そのようなことにならないように電験3種はなるべく早く、35歳までの取得を目標にしてください。

まずは電験3種取得がスタート地点

このようなことからまずは『電験3種』を取得して、スタート地点に立ってください。

難易度としては難しいですが、その分取得すると、転職に有利、その他電気全般に生かすことができるので、電気関係の仕事をするなら絶対に取得しておくべく資格だと思っています。

取得しておいて、不利になるようなことは絶対にないですし、逆に取得しておくことで、努力ができる、勉強ができる、などプラス方向にしか働きません。

取得するなら少しでも早い方が、気力、体力ともにある今の方が、取得しやすいですよね。

1度取得しておくと更新などありませんし、自分をアピールする材料となるので大変だと思いますが、ぜひチャレンジしてみてください。

関連記事:『電験3種取得はメリットだらけ!?おすすめする理由』

まとめ

どうでしょうか?なるべく本格的にキュービクルの保守点検をしたいのであれば『35歳までの取得』を目標にしてくださいね。

もちろん、35歳以上となっていても諦めてはいけません。

何歳になっても資格を取得すれば『電気主任技術者』になれる可能性はあります。

少し時間がかかりますが、まずは経験を積むことです。

絶対に無理だと思わず、他の電気関係の仕事をする際にも必ず役立つはずなので、意味がないとは思わずに、まずは取得を目指してみてください。

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Posted by ネバヤン