工場設備保全とは実際どんな仕事内容か?転職しても大丈夫?現役エンジニアが教えます
電気関係の仕事を探していると工場の設備保全というのをよく求人で見ますよね。
でも最初に設備保全って言われてもどんな仕事?って方多いと思います。
実際に仕事をしていなかったら内容見ても分かりづらいですよね。
なので今回はこれから設備保全に新卒で就職する方や、転職する方などに分かりやすく仕事内容伝えていこうと思います。
設備保全とは
設備保全とは工場で生産する機械の保守・保全を行う仕事です。
『保守』・・・機械が壊れて元の状態に戻す事
『保全』・・・機械が壊れないように普段から点検しておく事
実際にはどんな事をやっているの?
【主な作業内容】
・機械の定期点検を行い、悪い所が見つかると交換計画を立てる
・突発的な修理対応
・機械加工・製作
・改善による制御変更(PLC)
機械製作や制御変更まではあまりやらないと思いますが、私の工場では機械専門と電気専門が分かれているので小さい機械などは製作して電気配線、回路を作る所までやってます。
実際はそこまでやらずに外注にやってもらう事がほとんどだと思いますけどね。
あとは業者の立ち会い、その納入された機械を維持管理していくのが設備保全がする仕事となります。
設備保全は覚えるべき事がたくさんある
設備保全は覚える事がたくさんあります。
私が最初に入社した時には覚える事がたくさんありすぎて、仕事が出来るようになるのだろうかという不安が結構ありましたね。
でも続けていれば必ず覚えていけるので安心してください。
覚えないといけない分野としては以下4点あります。
【覚える分野】
・機械
・空気圧(エアー)
・油圧
・電気
これだけの範囲を覚えないといけないので結構大変ですよね。
設備保全の仕事をするのにおすすめな参考書紹介しているので是非チェックして見てくださいね↓
設備保全の仕事はやりがいあるの?
実際設備保全の仕事をしていますが、私はやりがいある仕事だと思いますよ。
どんなやりがいあるかと言いますと…
やはり1番は動かない機械が動くようになった時にはやりがいを感じます。
この機械が動かない時にはさまざまな原因があり、特定できるようになるまでは相当覚えないといけない事がたくさんあります。
ですが覚えて修理できるようになるとすごく楽しくなりますよ。
初めて壊れた機械が動くようになった時はすごくうれしかった事を覚えています。
あとは、制御変更する事で機械が自分の思ったように動いた時はなんとも言えないぐらいうれしかったですね。
ですので機械いじりが好きな方などには向いているかと思います。
設備保全で大変な事とは
設備保全で一番大変な事はとにかく機械が壊れた時に早急に修理しないといけない時ですね。
なぜかと言うと、工場では1日に生産する目標数が決められているので、機械が停止すると目標数作れなくなってしまい、納期も間に合わなくなってしまいます。
ですので機械が停止してしまうと現場の方がイライラしている中で修理しないといけないので初めの方はかなり焦るかと思いますが、ここで絶対焦ってはいけません。
よく焦る方がいますが、焦る事で普段分かるような事でもわからなくなるので、焦らずに自分のペースで修理する事を心掛けてください。
その方が修理対応も早くなるので必ず焦らないように冷静に対応するようにしましょう。
転職する際には有利となる
もし会社でリストラ等になったとしても設備保全で技術を習得していると転職する際にもかなり有利になります。
求人を見てみると分かると思いますが、設備保全の仕事を募集している企業はたくさんあると思います。
また採用条件としても経験を積んでいる方の募集多いですよね。
以下、転職しやすい求人です。
【転職しやすい求人】
・ビル管理会社
・工場の設備保全
・電気工事会社
・制御盤設計、製作
また経験+資格を取得しておけばかなり転職に有利となります。
転職に有利な資格としては『第2種電気工事士』『電験3種』を取得しておけばかなり有利となりますよ。
まとめ
設備保全の仕事はやりがいあると思うので興味がある方は是非チャレンジしてみてください。
最初はなかなか覚えるのが大変ですが、3年ぐらいすれば何となく分かるようになってくると思います。
転職にも有利となるので手に職をつけたいのであればかなりおすすめですよ。
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