電験3種『法規』は1年目から科目合格を狙った方がいい理由!
電験3種『法規』は簡単と思われがちですが…最近の傾向としては難しくなってきています。
少し前までは法規は簡単、最後に残しておいても法規は少し勉強したら合格できる感じでした。
僕もそんな感じであまり法規は勉強しなかったのですが、実際法規を受けてみて、以外に難しく、法規で最後合格できなかった方たくさんいました。
なので今回、『法規』は1年目から科目合格狙った方がいい理由を説明していきたいと思います。
法規はどんな問題が出るの?
法規の問題としては電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理に関するものが主に出てきます。
内容としては文章問題60%、計算問題40%でほぼ文章問題が出てくるので楽勝だと思われがちですが、問題数と配点が法規は少し違います。
【法規の問題数と配点】
・他の科目は20問なのに対して→法規の問題数は全部で16問
・他の科目の配点は1問5点に対して→法規の配点は問1~問10までが6点、問10、11(a)6点(b)7点、問13(a)7点(b)7点
この配点の違いにより分かると思いますが1問、間違えるとかなり大きいですよね。
計算問題もすべて落としてしまっては合格できません。文章問題も引っ掛け問題や見た事もないような問題がたくさん出るのですべて正解する事は難しいはずです。
なのでどっちかに偏らず文章問題、計算問題両方とも同じように正解しなくてはいけません。
ちなみに法規の法改正には注意してください。
古い参考書を使用していた為、問題正解のはずが法改正により間違っていた…って事がないように、法規は必ず最新の参考書を使用するようにしてくださいね。
法規は最近の傾向として難しくなってきている
最近の傾向としては難しくなってきています。2018年の時には法規、平均点51点だったので、次の法規は簡単になると言われていました。
ですが…結果2019年法規はなんと平均点49点でした。
過去最高に低い点数です。私はこの時に法規合格となりましたが、想像よりはるかに難しく、試験全くできなかったので、落ちたと思いましたね。
結果運よく合格となりましたが、点数は57点でした。まー運もあり、ぎりぎり合格でした。
次の年はどうなるか分かりませんが、今年難しかったからといって、次の年は簡単になるとは限りません。
その前の年、2017年も平均点55点で難しかったです。
ですので、法規は常に難しいと思って万全な状態で試験に臨んでくださいね。
1年目から『法規』の科目合格を狙う
法規は簡単だからと言って最後まで残すのは落ちる可能性が上がるのでやめた方がいいです。
法規は前述でも説明していますが、かなり難しくなっています。
1年目で合格した科目は2年しか試験免除されません。
もしその3年目が難易度高いとどうですか?科目合格できない可能性が高いですよね。
周りに2019年に最後法規を合格すれば電験3種が取得できると言う人がいましたが…結果2019年は今までにないぐらい難しく合格できなかったんです。
その3年目で合格しなかったので1年目に取得した科目が復活してしまいます。こうなるとほんと大変ですよね。
中にはこの電験スパイラルにはまり諦める人もいるわけです。
ですので、『法規』はできる限り1年目から狙っていき取得する事をおすすめします。
1年目から狙うと3年あるので問題が比較的簡単の時もあるのでそこで確実に合格しておいた方がいいですよ。
法規は参考書をしっかり読んでいても全く見た事もないような問題も出る可能性高いので『法規は1年目から合格を狙う』ようにしてくださいね。
まとめ
法規は簡単な科目ではないので1年目から勉強に取り組んでください。
おすすめは1年目に『理論』『法規』の科目合格です。
私の中ではこの2科目が最も難しく、また理論は基礎部分なので勉強する事で法規も理解しやすいと思います。
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