2022年より電験3種が年2回受験できる!?メリットやデメリットについて
電験3種が2022年より年1回しか受験できなかったのが年2回受験できるようになりました。
私が電験3種を取得した時には年1回しか受験できなかったのでかなりのプレッシャーとなり、試験日でものすごく緊張していたのを覚えています。
今回はそんな電験3種が年1回の受験と比べて取得しやすくなるのか?また、メリットやデメリットについて紹介していきたいと思います。
【独学で取得したい方】
年2回の受験について
電気主任技術者の人材不足解消のため、電験3種が2022年より年1回から年2回(試験日:2022年8月21日と2023年3月26日)に変更となりました。
科目合格の有効期限は3年間のままとなりますが、年1回から年2回受験することができ、また受験会場や受験日時を選択できる『CBT方式(コンピュータを使った試験方式)』を導入することでより取得しやすくなったのではないかと思います。
しかし、事業用電気工作物の保安、監督をする範囲は電圧5万ボルト未満と高く、知識のない電気主任技術者が増えるのは危険を伴います。
そのような理由から今までと同じように電気主任技術者のレベルを維持したいので試験内容が易しくなることはなく難易度は変わらないことが予想されます。
電験3種を取得しておけば就職や転職に有利となるのでこの機会に取得を考えてみてはどうでしょうか。
では詳しくメリットやデメリットについて紹介していきますね。
関連記事:『電験3種と第2種電気工事士の違いや先に取得するならどっちがおすすめ?』
メリット
私の場合だと1年間毎日勉強をしてその年の受験では1科目も合格できなかったので次の受験までまた同じように1年間勉強しなければいけないくモチベーションを維持することがとても大変でした。
やはりほとんどの方が仕事をしながらくたくたの状態で毎日勉強をしているのでこれをまた毎日勉強となるとやはりモチベーションが維持できずに受験をあきらめてしまう人は多いと思います。
逆にモチベーションが維持できて毎日コツコツ勉強ができれば合格できる可能性は高くなりますよね。
このようなことから私が一番のメリットだと思うのは受験の機会が年2回に増えることでモチベーションの維持ができることではないかと思います。
また、他にも『CBT方式』の導入による受験会場、受験日時の選択、科目合格後最大5回の試験まで有効となることも大きなメリットといえます。
デメリット
年2回になることでのデメリットはそこまで感じられませんが、あるとすれば1年でチャンスが2回になることで1回落ちても次にすぐ受験できるので、『落ちてもいっか』となり、結果だらだらと勉強してしまいなかなか合格できずに諦めてしまう可能性も考えられます。
前述で紹介しましたが、試験の難易度は変わらないことが予想されるので毎日計画的に勉強しなければ合格は難しいです。
他にもCBT方式を選択した場合には問題用紙がないので持ち帰って自己採点ができません。
試験日から合格発表日までの期間は長いので試験後『合格しているかすぐに知りたい』など不安を解消したい方はペーパー方式を選択するようにしましょう。
まとめ
✔2022年電験3種の試験制度変更について
・年1回から年2回の実施
・CBT方式(コンピュータを使った試験方式)の導入
・科目合格後最大5回の試験まで有効
※科目合格の有効期限は3年間のまま
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